もし作らなかったら

前述までの通り、卒園アルバムを作ることには大事な理由があります。卒園時に思い出を振り返ることだけでなく、のちに長きに渡り家族の関係を豊かにするものともなるかもしれません。では、一方で作らなかった場合は、どのようになるのでしょうか。

悲しむ子供まずひとつに、子供が悲しい思いをするかもしれません。というのも、冒頭で触れている通り卒園時に卒園アルバムを作るのは定番的となっています。それだけに、友達の家庭ではみな作っているにもかかわらず、自分の家だけ作ってもらえていないと分かれば、とても悲しんでしまうかもしれません。

次に、小学校に入ってからの生活に、不具合が生じてしまうことも考えられます。卒園時にそれまでのことをしっかり振り返っている子供と、特に深く考えず流れのまま小学校生活を始める子供では、勉強や人格形成など、何かしらの面で差がついてしまう可能性も出てきます。

そして、前述で触れている卒園アルバムを作ることによるメリットが得られないというのも、デメリットでしょう。初心に返るための記録がひとつ減ってしまう、また何かトラブルがあったときに家族の絆をとり戻せなくなるといった展開も考えられます。よほどの理由がない限りは、ぜひ作っておくことをおすすめします。

卒園アルバムの魅力

卒園アルバムは、完成したらそれで終わりというわけでもありません。確かに、制作自体も楽しいでしょう。我が子の幼稚園生活を振り返りつつ、楽しく、それでいて賑やかに思い出を留めていく作業には、時間を忘れて没頭できるほどの魅力があります。ですが、やはり思い出である以上、後から振り返るという楽しみも忘れてはなりません。

アルバムを見る振り返るのは、あなた自身だけでもありません。親せきや、大きくなってからの子供本人も楽しめる存在となってきます。そしてそれは、定期的に何度も見返すような思い出にもなるかもしれません。だからこそ、妥協なく、しっかり作り込むことが重要となってきます

特に重要なのは、子供本人が見返すケースです。幼かった時代を思い出すことにより、初心に返るという作業ができるかもしれません。学生や大人になったとき、何かうまくいかないことに遭遇してしまうことも存在するでしょう。卒園アルバムは、そんな状況を打破するきっかけにもなり得ます。

また、デザインや見やすさにこだわってしっかり作り込んだものであれば、親の愛情を見つめ直すきっかけともなるでしょう。年を重ねると、なかなかそういった部分に気づけなくなってくるものです。愛情をこめて卒園アルバム作成をしておいて、未来の家庭円満に繋げるというのもまたひとつの手でしょう。